学校(教育)ソフトウェアの開発・販売

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一覧表から時数集計(エクセル)【無料アプリ】

 計画授業時数や実授業時数は『日課番』で自動集計できますが、実際に実施された時間割と今後予定されている時間割が混在している場合、時間割で使用している科目名と集計先の科目名が異なっている場合、『日課番』の授業データと実際の授業で食い違いが生じた場合などにも柔軟に対応できるように、実際の運用に合った授業時数をカウントするアプリ(エクセルマクロ)をご用意致しました。
 このアプリは、エクセルのシート上にあるクラス一覧表から、クラス毎にコマの個数(授業時数)をカウントします。さらに、時間割で使用している科目名を別な科目名として集計できますので、「国a」、「国b」を「国語」でカウントしたい場合などはクラス一覧表の科目名を変更しなくてもOKです。また、1年間分の時間割をエクセルシート上に保存しておくことができますので、不測のトラブルにも安心して対応できます。


《使用手順》
1.「設定」シートにおいて、授業時数を集計する科目名と過去の時間割ファイル名を設定します。
▼「設定」シート


 〔科目名〕にはクラス一覧表で使用している科目名を入力します。
 『時間番』の[科目名]および[選択科目名]をコピー&ペーストで貼り付けできます。

 〔集計先〕には実際に授業時数をカウントする科目名を入力します。
 〔集計先〕=〔科目名〕のときは、〔集計先〕には何も入力しないでください。
 〔集計先〕となっている科目名を、さらに別の集計先に設定することはできません。
 画面では〔国Ta〕、〔国Tb〕の集計先が〔国T〕となっていますので、科目名が〔国Ta〕、〔国Tb〕のコマは〔国T〕のコマとしてカウントされます。

 『日課番』で保存した過去の時間割を自動で読み込む場合は、〔ファイル名〕に『日課番』で指定した過去の時間割ファイル名を入力します。なお、クリップボード経由で過去の時間割を貼り付ける場合は、〔ファイル名〕の入力は不要です。

2.「原簿」シートにクラス一覧表を貼り付けます。
▼「原簿」シート

 クラス一覧表を貼り付ける前に、A3セルより下側にクラス名を入力してください。『時間番』の[クラス名]をコピー&ペーストで貼り付けできます。
 1行目には日付が入ります。表記は画面の表示にならってください。
 2行目には授業時間が入りますが、表記は任意です。ただし、何も入力されていないセルがあるとその直前列までが集計対象となります。
 B3セルより右下側のセルに科目名が入ります。なお、科目名は自由に加除訂正ができます。
 クラス一覧表を貼り付ける方法には、下記の2通りがあります。

(A)クリップボード経由で貼り付ける場合
 クラス一覧表をクリップボードに貼り付ける場合は、『日課番』において[ファイル]−[印刷]−[クラス一覧表]を選択し、印刷設定で〔コマの設定(クラス)〕を右のように設定してください。
 授業時数を集計したい日付の時間割を右端列に追加してください。

(B)『日課番』で保存した過去の時間割を読み込む場合
 「設定」シートにおいて、[時間割追加]ボタンをクリックします。
 すると、過去の時間割ファイルから、「原簿」シートの右端の日付以降の時間割が読み込まれ追加されます。このとき読み込まれる時間割は、「原簿」シートのA列のクラス名には関係なく、常に『日課番』によって書き込まれたクラス順になります。
 「原簿」シートの日付範囲は、新年度の4月当初から翌年の3月末までとなります。
 「原簿」シートに読み込んだ過去の時間割ファイルは、そのまま残しておいてもかまいませんが、新年度にはファイル名を変更するか削除してください。

3.授業時数を集計します。
 「設定」シートにおいて、[時数集計]ボタンをクリックします。
 すると、「原簿」シートに存在するコマの個数がクラス毎にカウントされ、「時数」シートに表示されます。
▼「時数」シート


 「時数」シートに表示されるクラス名は、「原簿」シートに入力したA列のクラス名になります。
 「時数」シートに表示される科目名は、「設定」シートで入力した〔科目名〕の順番になります。
 「設定」シートで〔集計先〕が入力されている科目は、時数が0となるため表示されません。
 「原簿」シートにおいて「設定」シートにない科目名が使用されているときは、自動的に最後尾に追加されます。

 「時数」シートの内容は、[時数集計]ボタンをクリックする度にすべてクリアされ、再度新たに作成されます。したがって、「時数」シートにおいてセルの内容、幅、高さ、罫線などを変更しても、再び[時数集計]ボタンをクリックすると元の状態に戻ります。