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『時間番』の歴史

 時間割作成ソフト『時間番』は、『時間番』Ver.1〜Ver.5、『時名人』Ver.6、『タキオン』Ver.7、そして再び『時間番』Ver.8に名称変更されています。

『時間番』Ver8 (2012.4〜) 現在Ver8は無料バージョンアップ中

 時間割作成ソフト『時間番』Ver.8 は、『タキオン』Ver.7 の上位バージョンです。
 『タキオン』Ver.7 からの主な改良点は、次のようになっています。
●データ入力
・同一科目や同一教科の入力が非常に簡単になりました。
・同一科目や同一教科の条件を科目名に含ませたので、コマデータにおいてそれらの条件を入力する必要がなくなりました。
・同一科目や同一教科はクラス毎に自動的に認識されるようになりました。
・複雑な選択科目に対して同一科目や同一教科を指定する際も、クラスの選択者の有無に対してクラス毎に正確にしかも簡単に指定できるようになりました。
・同一科目や同一教科のコマ数が週の授業日を越えた場合も、分割入力する必要がなくなりました。
・種類の異なったコマを時間続きとして連結できるようになりました。これによって、2時間続きの授業で1時間目と2時間目の授業担当者を替えたり、HRや実習の前の時間を空き時間に設定できるようになりました。
・クリップボードを通して、エクセルから教師名やクラス名などのデータを貼り付けられるようになりました。
●コマの割付
・コマの割付条件がさらに詳細に設定できるようになりました。
・クラス時間表において同一科目ができるだけ同じ日に重ならないように配置できます。「できるだけ」とは、同一科目のコマ数が週の授業日数以下の場合は、同一科目が1個も同じ日に重なることはなく、同一科目のコマ数が週の授業日を越えた場合にのみ、その超えたコマ数が同じ日に重なるという意味です。
・同一科目を月曜日のみにしないように配置できます。
・クラス時間表において、同一教科ができるだけ同じ日に重ならないように配置できます。
・同一教科が同じ日に2コマ以上ある場合に、設定した時間以上の間隔を空けて配置できます。このとき、時間割全体をひとつの輪とみなして、同一教科の配置間隔を空けることもできます。
・クラス時間表において、同じ科目における週当たりの授業時数毎に、午後の授業時数を指定した時間以下にできます。
●時間割の適正化
・適正化の条件がさらに詳細に設定できるようになりました。
・教師の時間表において、1日の授業時数が指定した時間以上になっているか確認できるようになりました。
●時間割の修正
・移動したコマを表示する際に、移動前のコマが右下四半分の位置に表示されるようになり、コマの移動確認が非常に楽になりました。
・教師時間表、クラス時間表に対して一括してコマの引き抜き、固定、固定解除、半固定、半固定解除を行う場合に、コマの科目名を指定して実行できるようになりました。
・特別教室の時間表において、その時限を使用中の教師またはクラスの時間表を表示できるようになりました。
●印刷
・クラス時間表の印刷において、教師名に加えて特別教室名も印刷できるようになりました。
・印刷に使うタイトルフォントの種類とサイズを設定できるようになりました。
・クリップボードを通して、直接エクセルに時間割を貼り付けできるようになりました。

『タキオン』Ver7.2 (2005.10〜) Ver7.0から無料でバージョンアップ

・[7.20]割付速度が2倍以上になりました。
・[7.20]割付能力が2割程度向上しました。
・[7.20]『時間番』のデータファイル(*.TT1)も読み込みできるようになりました。
・[7.20]データ入力から時間割作成に移る際に、コマデータが割付順になっているかどうかを自動確認するようにしました。
・[7.20]時間割作成後のコマの修正・追加における同一教科・同一科目を現存コマ数でチェックするようにしました。
・[7.20]教師時間表の割付条件における時数設定が簡単になりました。
・[7.20]コマデータの表示ウィンドウから教師時間表を表示できるようにしました。
・[7.20]時間割修正における未代入コマのカーソルの表示方法をすっきりさせました。
・[7.20]クラス時間表の印刷において、選択科目の教師名も印刷できるようになりました。
・[7.20]特別教室名の上限値を100個までに増やしました。
・[7.20]学年名の上限値を30個までに増やしました。
・[7.25]コマデータの上限値を3000個までに増やしました。
・[7.27]教師名、クラス名等の表示(印刷)文字数の上限値を12文字までに増やしました。

『タキオン』Ver7.0 (2004.8〜) Ver6.0から無料でバージョンアップ(期間限定)

『時名人』Ver6.0 (2002.10〜)

●データ入力
・教育課程表から単独コマのデータを一気に自動作成できます。
・選択コマの作り方を単純化しました。
・データ入力時の編集機能に、データの[追加コピー]、[下へ複写]、[行切取削除]、[行挿入貼付]などを追加しました。
・[時間割データ]から必要なデータを拾い集めたり、使用されていないラベル名を削除できます。
・〔同一科目〕に加えて〔同一教科〕を設定できます。
・[時間割データ]の[並べ替え]で指定した教師またはクラスのデータだけ拾い集めて表示できます。これによってデータの入力ミスが簡単に発見できるようになりました。
●コマの割付
・最初に理想的な割付条件でコマを割り付け、代入できなかった場合に割付条件を緩めて代入するという方式に改めました。これによって適正化にかかる時間が少なくなりました。
・割付条件の設定が楽に行えるように工夫しました。
・割付条件において〔縦授業数〕、〔縦連続数〕、〔横授業数〕、〔横連続数〕が曜日・時限ごとに設定できるようになりました。
●時間割の適正化
・時間割の適正化が行われた状況を◎、△、×で表示します。
●時間割の修正
・コマをマウスでドラッグするだけで、[移動]、[引き抜き]、[代入]などの作業ができます。
・コマの[移動候補]、[代入候補]をすべて検索でき、その中から最適なものを選択できます。
・移動したコマの確認が教師時間表だけでなくクラス時間表に対してもできます。
・時間割編集作業において[しおり]の設定ができ、その場所まで一気に時間割を復元できます。
・割付条件が満たされていない教師時間表、クラス時間表を表示できます。
・教師時間表及びクラス時間表において、割付条件に合わないコマを色別表示できます。
●その他
・画面フォントの設定、教師名やクラス名などの文字数の設定、コマの大きさや色の設定などができます。

『時間番』Ver5.2 (1998.4〜)

『時間番』Ver5.0 (1992.10〜)

○時間割データ入力中の行挿入と行削除が可能になった。
●指定されたデータの検索および置換が可能になった。
●選択時の解体クラス名が表示できるようになった。
○前後で連続して授業ができない科目を指定できるようになった。
○コマの割付を中止したい場所をあらかじめ指定できるようになった。
○未代入コマの割付で、割付を開始するコマを指定できるようになった。
●時間割の修正において、コマを代入できる曜日・時限を自動的に探して代入できるようになった。
●時間割の修正において行った移動、引き抜き、代入などの作業を1ステップずつ逆戻りあるいは再生できるようになった。
●作成途中の時間割を保持したまま、コマの複製、廃棄および追加作成ができるようになった。
○時間割が完成した段階で教師名、クラス名、特別教室名、科目名などのラベル名が変更できるようになった。
○時間割の印刷において、教師、クラス、特別教室の印刷順序が変更できるようになった。
○外字の作成、登録ができるようになった。

『時間番』Ver4.0 (1990.10〜)

○画面下に操作内容を表示した。
○データ入力において、カーソル移動前のデータの復元と真上の項目をコピーする機能が追加された。
●時間割データをクラス、教師または科目毎に並べ換えれるようになった。
○特別教室を使用する授業で、同時展開が不可能な授業の設定に、従来の異群排斥(異なる排斥名を持つコマを一緒にしない)のほかに同群排斥(同じ排斥名を持つコマを一緒にしない)が追加された。
○単位数の少ない科目を曜日間で連続させないように指定した場合に、月曜日と土曜日も連続とみなされるようになった。
○同じ科目が同一時限または午前と午後に集中しないような機能が追加された。
○特別教室を使用する授業は、任意の曜日・時限をできるだけ避けれるようになった。
●特別教室の使用数をできるだけ平均化できるようになった。
○時間割修正がカーソル移動で行えるようになった。
●時間割修正で移動または代入ができないときは、その理由が表示されるようになった
●時間割修正で移動のあったコマが色別表示されるようになった。
○時間割修正で時間続きの授業を1時間ずつばらばらにできるようになった。
○時間割修正において代入のほかに、手代入(手作業による代入)が追加された。
●作成された時間割を罫線付きでプリンターまたはフロッピーに出力できるようになった。
○時間割の印刷が任意範囲で行えるようになった。

『時間番』Ver3.0 (1988.3〜)

○1日7時間の授業が可能になった。
●教師時間表の適正化を縦方向の連続時数だけでなく、持ち時数に対しても行うようになり、さらに横(曜日)方向に対しても縦と同様な適正化を行うようになった。
●単位数の少ない科目を曜日の間で連続させないような機能が追加された。
●時間割データをパソコン数台で分割して入力できるようになった。
○取り扱い可能なデータ数が大幅に増えた。
○同一科目が週6時間を越えないようにデータをチェックする機能が追加された。
●同一科目に対する割付機能が強化された。
●時間割の修正が教師だけでなくクラス時間表に対しても行えるようになった。
○すべてのデータが印刷できるようになった。
○割付制御変数の初期設定が可能になった。
○時間割データを時間割作成中にも保持できるようになった。

『時間番』Ver2.0 (1986.12〜)

●特別教室を使用する授業で、同時展開が不可能な授業を設定できるようになった。
○会議のコマの配置ができるようになった。
○時間数にカウントされない空き時間等の配置ができるようになった。
○進路指導部などにおいて少なくとも1名の教師を空き時間にしておくことができるようになった。
●教師の1日の最大連続時数を設定できるようになった。
●コマの移動・代入を行う前の状態に時間割を復元できるようになった。

『時間番』Ver1.0

○コース別授業、選択授業、時間続きの授業、特別教室を使用する授業が処理できる。
○研修日の設定ができる。
○教師・クラス・特別教室において、任意の曜日・時限の授業が禁止できる。
●時間続きの授業において、ある時限の休み時間をまたがないようにできる。
●特別教室を同時に使用できる最大数を設定できる。
○教師名・クラス名・科目名が同じデータは同一曜日に重ならない。
●ある異なる2つ以上の科目が同一曜日に重ならないようにできる。
●教師の1日の最大時数を設定できる。
●1日当たりの教師の持ち時間数を適当にばらつかせることができる。
●画面上でコマの移動・引き抜き・代入・固定(解除)、授業禁止(解除)、コマの条件変更ができる。